SPPでは、タケヤ味噌の販売代理店・中部タケヤ様のフィリピン市場開拓とプロモーションを伴走してサポートしています。弊社の現地パートナー和食レストランIKOMAIとの提携により、既存の富裕顧客層や店舗スペースを最大限に活用したコミュニケーションプランを展開しており、着実に課題と結果も見えてきています。今回は、そんな具体的なサポートの内容を少しご紹介していきたいと思います!
1. リサーチ
まずは、小売店、レストラン、一般消費者などへのインタビューを通してフィリピン市場における味噌の価格や需要を調査し、現地の味噌文化や知識の理解度などを確認します。
2. 仮説・検証
タケヤ味噌の魅力・特徴をIKOMAIのシェフが学び、フィリピン市場での味噌の受け入れ可能性に関する仮説の策定や現地の方に合ったメニューの傾向に関するブレストを行います。
3. ローカライズメニュー開発
実際に現地の好みや食文化に合わせたメニューの開発をチーム内で始め、ブラッシュアップしながら商品のクオリティーを上げていきます。今回は、IKOMAIでエビの濃厚ビスクにタケヤ味噌を合わせた、「海老ビスク味噌ラーメン」と「味噌ブイヤベース」を開発しました。
4. サンプリング&カスタマーフィードバック
IKOMAIで100名のお客様に「海老ビスク味噌ラーメン」のフリーサンプリングを実施。確かなお客様の意見を収集し課題を抽出、商品やサービスの向上に活用し、味噌のローカライズへのポテンシャルとメニューをブラッシュアップしていきます。
5. バイヤー交渉 & 販売サポート
現地バイヤー様との英語での交渉はもちろん、アンケート結果をデータ化し交渉材料にも役立てサポートします。また契約成立後も持続的にブランディングや販売戦略の強化や見直しを伴走型でサポートしていきます。
今後の取り組み
まずは少量ですが、タケヤ味噌がフィリピンで販売され始めます。今後もより一層、カスタマーフィードバックの収集、継続的なメニュー開発やブランディングの強化、オンラインでのレシピ公開など多岐にわたるアプローチを展開予定です。タケヤ味噌の存在感を一層際立たせるプランニングを進めていきます!