SPP株式会社は、フィリピンで40年以上の歴史を誇る老舗日本食材店 New Hatchin(ニューハッチン)と業務提携をし、自社運営の現地レストランIKOMAIとNew Hatchinとの強力な流通網と開発環境を活用して、ユニークで優れた東海エリアの商品の現地ブランディングから成約・販売までをサポートする「Quest Taste Japan」販売支援事業を開始します。
■ 提携の背景
今後の日本国内においては、人口減少に伴う経済や市場規模の縮小が想定されています。
そんな環境において、国内事業者の長期的な成長のために、需要拡大が見込める海外市場を目指すことが必要とされておりますが経営体力が限られる中小企業にとっては、進出先での売上見通しが立たないと海外展開に踏み切れないという意見が上位に上がっています。
海外展開を実施していない企業が最も強く感じている課題とは?
1位 販売先の確保
2位 現地市場動向やニーズの調査
3位 海外展開の主導人材
(出典 2022年版 中小企業白書)
現地フィリピン側から聞こえてくる課題とは?
また一方で、フィリピンの消費者、レストラン、現地卸売り・小売業者などから聞こえてくる声として、「形式的な説明文しかなく商品理解が難しい」、「そもそも英語のカタログすら存在しない」、「日本側が売りたいもので、文化的に受け入れられない」などの声もあがっており、日本側とフィリピン現地側でミスマッチが生まれています。
SPPでは、このような「売り先の確保」、「異文化を理解したコミュニケーション」、「商品のローカライズやブランド化」という課題をワンストップで解決し海外進出未経験や実施に悩んでいる中小企業をサポートする目的で業務提携に至りました。
■Quest Taste Japanの概要
SPPは、東海地⽅を中⼼に魅力あるプロダクトを発掘し、その商品の特長や価値が現地の文化や嗜好に合うのかを一緒に検討し、レストラン (IKOMAI) と流通店舗 (New Hatchin) の双方向を通して現地に向けた商品開発とブランディングをデザインする事で、持続的に売れる続ける仕組みを構築します。
具体的には、下記のフェーズを通して、現地で受け入れられる商品として市場に導入します。
Discovery 独自の視点による発掘・選考
品質・デザイン・希少性・文化的距離・プレミアム価格といった視点で東海地方を中心に日本の逸品を発掘します!
Test Marketing 仮説・検証 ~ テスト試食
現地の需要に合う商品なのか?テスト試食や現地スタッフとのミーティングを重ねて商品の可能性を模索します。
Localize ローカライズした商品開発
現地向けの商品として、IKOMAIシェフの提案をもとにチーム内でブレストし、お客様の意⾒を取り⼊れながらローカライズした商品を開発します。
Branding 感情的なつながりと共感を重視したブランディング
感情的なストーリーテリングやビジュアルコンテンツを活⽤し、商品の魅⼒や⽂化‧地域的な背景を伝え、新たな発⾒や興味を追求したくなるようなプレゼンテーショに仕上げます。
Communication ローカルと育むコミュニケーション
レストランや流通店舗というオープンなスペースを活用し、現地消費者とコンスタントにコミュニケーションを取り、トライアル&エラーを通して商品の魅力発信のブラシュアップができる環境を作ります。
この事業に関するお問合せは以下の連絡先にお気軽にご連絡ください!
SPP株式会社
代表:杉本寿央
TEL:052-961-1760
E-mail:sugimoto@spp-ltd.com
New Hatchin
住所:7602 Sacred Heart Street Corner Metropolitan Avenue, San Antonio Village, Makati